トゥクスパン2号・
ガスコンバインドサイクル
IPP

ENERGY

トゥクスパン2号プロジェクト

-海外発電事業初の「オール・ジャパン」プロジェクト

 本プロジェクトは、三菱商事株式会社と当社が出資しているIPP(独立発電)事業で、メキシコ電力庁が供給する天然ガスを使用して燃焼効率に優れたコンバインドサイクル(複合火力)方式により発電を行い、同庁との25年間の売電契約に基づいて電力の卸供給をおこなっています。

 出資に加え、建設は三菱重工業、融資は国際協力銀行及び邦銀を中心とする市中銀行であり、日本企業が中心となって海外で発電事業を行うのは本プロジェクトが初めてでした。

 当社は技術面のスポンサーとして現地に複数の社員を派遣し、発電所建設期間は建設管理、営業運転開始後は運転保守管理を担当しています。

プロジェクトデータProject Data

所在地 ベラクルス州トゥクスパン地区
(メキシコシティ北東約250kmのメキシコ湾岸)
発電方式 天然ガス・コンバインドサイクル
出力 495MW(ガスタービン2基、蒸気タービン1基)
使用燃料 天然ガス(燃料はメキシコ国営石油公社が供給)
着工 2000年2月
運転開始 2001年12月
Project Schemeプロジェクトスキーム