2024.01.24

英国廃棄物処理・発電事業会社の一部持分取得について

プレスリリース

 当社及び株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」)は、英国のインフラファンドであるEquitixと共同で、当社, DBJおよびEquitixとの共同持株会社を通じ、英国の大手廃棄物処理・発電事業会社であるViridor Energyの一部持分を取得しました。

 

 Viridor Energy が取り組む廃棄物処理・発電事業は、今後ますます増大する世界の廃棄物問題の解決に不可欠な社会インフラと位置づけられており、一般的に環境負荷の高い埋立処分に比べて温室効果ガスの排出を削減し、効率的なエネルギー回収が可能となることから、カーボンニュートラル・循環型社会の実現に資する事業です。

 

 両社は、今回の持分取得により、海外の廃棄物処理・発電事業に参画し、地球環境への負荷軽減や持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

 

 九電グループは、2005年から福岡市と共同で株式会社福岡クリーンエナジーを運営しており、廃棄物処理・発電事業の知見・経験を有しています。これまで培った技術力や豊富な経験を活用し、海外における廃棄物処理・発電事業にも取り組み、「九電グループ カーボンニュートラルビジョン2050」に掲げる低炭素で持続可能な社会の実現に引き続き挑戦してまいります。

 

 DBJは、第5次中期経営計画において、2050年の持続可能な社会の実現に貢献すべく「GRIT戦略1」を定めており、本件は同戦略に繋がるものです。「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」という企業理念に基づき、GRIT戦略に資する投資を通じて、脱炭素社会の実現への貢献を果たしてまいります。
 

お問い合わせ先
1「GRIT戦略」とは、G:グリーン社会の実現、R:しなやかで強い安心安全な地域・社会や産業基盤の構築、I:事業化可能と評価できるイノベーションへの取り組み、T:現在の事業基盤を前提とした移行に向けた戦略的取り組み、を表すもので、第5次中期経営計画においてDBJグループが重点的に取り組む分野を表したものです。
 
以 上

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